助っ人
今年の夏はついに助人が1社しか現れずに終わりそうです。助人とは何かというとこの雑文集にしばしば登場していただいたボーイング747であります。
ロスアンジェルスから東京への直行便の場合、これまでは夏や年末年始の多客期になると、いつもは双発の777やエアバスで運航をしていた航空会社もどこからか747を引っ張り出してきて、増えるエコノミークラスの需要に応えたものでしたが今年はユナイテッド(UA)の一社のみ。おかげで夏の日本行きの料金は座席不足から高止まりの状態です。これはどういうことでしょうか?なぜ他社は747を使おうとしないのでしょうか?
まずJALは会社再建の条件として747を手放すことになっていますのでもう期待できません。現在バンクーバーへは運航を続けていますが、これが最後の奉公になりそうです。JALが747から777へ変えただけでもエコノミー座席が半分以下の115席になってしまうので大きな影響です。
全日空は赤字経営で維持にも運航にも経費がかかる747一時的の引っ張りだす余裕はないようで、それよりは残り少ない席を高値で売ることを選びました。
また大きく変わったものに大韓航空(KE)があります。これまで他社にくらべて割安で売っていた同社はこの夏から方針を転換。大韓航空の成田行き直行便は長らく赤字でも運航を続けてきましたが、これには成田空港の着陸権と以遠権を優先させるという同社の特殊事情があったからです。羽田に欧米からの路線の発着ができるようになった昨今、着陸権はかつてのように貴重な存在ではなくなりますから、赤字が続けば廃止をする可能性もあります。また大韓航空も747を手放す意向で、ここも将来多客期に747を飛ばすことは期待できません。主力のソウル行き直行便は将来A380に変わってゆくと予想されます。
一年を通して同じ747で運航をするのはシンガポール航空(SQ)のみで、この春からマイレージの対象を広げたこともあり、直ぐに満員御礼となりました。そのSQでさえ将来は777へ変更することを検討中とのこと。またUAの747には今もって個人モニターがないものが多く、取り付けるという話も聞きませんから同機は近い将来引退すると考えてよいでしょう。日本へリーゾナブルな料金で行ける時代は747で始まって747で終わる?同期のファンである筆者はそうは考えたくないのでありますが、とにかく一つ確かなことは今年の年末に日本へ行かれたい方は急がれた方がよいということです。お近くのHISへお確かめ願います。
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今年の10月の終わりから11月の初めまで日本へ行く予定ですが、こんな事ちっとも知りませんでした。 もう切符を予約した方が良さそうですね。
早速明日にでも旅行社HISに連絡してみます。 情報ありがとうございました。
コメント by のぶ — 2010年7月16日(金) @ 12:35 am