鉄道ファンシリーズ
4月から続いた鉄道ファンシリーズも今回で終わりにしたいと思います。
たいていの日本の鉄道車両に小さな字で書かれたカタカナと数字,勿論車両の形式を表すものですが、規則は意外と簡単です。ただし鉄道各社によって規則がばらばらなので、ここではJRのみを説明します。また同じJRでも新幹線、気動車、客車とJR四国は例外です。
最初のカタカナは運転台やモーターの有無などを表します。クは運転台付き、モはモーター車、サはどちらも付いてない中間車両など。
次は車両設備を表しロはグリーン車、ハは普通車、ネは寝台車、シが食堂車、ユが郵便車、ニが荷物車です。クハは運転台があるが、モーターが無い普通車。モハはモーター付きの普通車、クモハは両方付いた普通車、サハは両方とも無い普通車となります(何もないので静かとのこと)。
次の三桁の数字、百の位は電気方式を表します。1~3が直流、4~6が交直流の両方に対応、7と8は交流。十の位は使用目的で0~3が通勤または近郊型、5~7が急行型、8が特急、9が試作車。最後の位は製造番号で、1だと初期型。同じ形式が後で設計変更などがあるとその都度2とか3などが付けられ、数字が大きくなるほど新しい車両となります。
続くハイフンの後の数字は同じ形式で各車両に割りあてられる固有の識別番号です。
ディーゼル気動車はキで始まり普通車はキハ、グリーン車はキロといいます。
また数字の前にEが付くものはJR東日本を意味し、Eの後にDやFが付くものは電気機関車です。関空からでる特急「はるか」を例にしますと、上り先頭車はクロ281です。ここから直流、特急車、運転台付きグリーン車であることがわかります。北陸本線でよく見る485系は、4が頭に付きますので交直流の両方に対応する特急車であることがわかります。
最近あまり見なくなった唯一の寝台電車の583系にはクハネ、モハネ、サロネなど他の車両にない独特の名称が付いています。成田エクスプレスの253系のような例外もあります。車両の分類と列車名からすれば急行なのに、特急料金がかかるのは納得できませんね。新型のE259に置き換えられる予定ですが、形式は急行用のままです。
夏休みに家族で帰省する方、日本語を覚えたての子供達などから駅で質問された時、さらりと回答できると両親の株も大いに上がる?ことを願って今月は車両の豆知識でした。
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