昨今の事情
日本のフラッグキャリアでしたJALは先月19日に会社更生法を申請し、新会社へ移行することになりました。新会社の事業計画によりますと国内外31路線から撤退するとのこと。対象は具体的にどこの路線になるのでしょうか?更に航空連合も現在のワンワールドからスカイチームに移ると報道されており(2月1日現在)、早く決定してもらわないと今後の計画に支障がでる方もいることでしょう。上記の事業計画ではとりあえず北米線は現状を維持することになっているので、ここLAXか
ら利用する方には大きな影響はなさそうです。
では日本国内線は?現在日本には定期便を運航している空港が98箇所あります。来月開港を予定している茨木空港は99番目の空港となり、記念すべき100番目の栄誉を与るのはどこの空港か今から気になるところです。この数は日本より広いカリフォルニア州よりはるかに多く
、日本は離島が多いとはいえやはり過剰なのではという印象は否めません。これだけの数があると空港同士がニアミス?をしているのではと感じるところがあります。出雲空港と米子空港は直線にして約30キロしか離れていません。間に湖があるので迂回が必要ですが、この距離でも移動が億劫な人が多数いるということでしょうか。また神戸空港と伊丹空港の距離も似たようなものですが、ここは2つとも仲良く黒字経営という稀なケースです。
実際に国が管理する20箇所の空港で黒字なのは伊丹と新千歳だけで、立地条件がよくても福岡と羽田は赤字であります。そして地方自治体が管理をしている空港(収支報告を公表している所のみ)では神戸だ
けが黒字です。成田、中部、関西はいずれも会社管理で、なんとか安泰なのは成田だけですが、今後羽田が拡張工事を終えれば建設費用の元をとるためにも発着枠を大きく広げてきます。そうなると3年をめどに再建をめざすJALは地方空港のみならず、成田からも撤退して集客に便利な羽田に全便の移転を希望することが考えられます。もしJALが再建に失敗すれば国民は多額の負担を強いられることになるので当局も認可をせざろうえないでしょう。もしJALが移転を許可されれば、当然他社もそれに続くと思います。利用者にとっては便利ですが、そうなると成田の将来は?JALの再建問題が地方空港のみならず国民全体の課題に拡大することを筆者は懸念しながら又来月。
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